

こんにちは。『ろうじん』と申します。
S31お疲れ様でした。
前期、前々期に続き三期連続で最終レート2000↑&最終2桁順位を達成出来たので構築記事を書きたいと思います。
例のごとく毎シーズン違う禁止伝説を使用するという縛りを自分の中に設けているため、今期は『ルナアーラ』を最終日に持って行きました。
主に毎週土日にランクバトル生配信を行っています。
レンタルパーティーの紹介動画や初心者向けの解説動画なども稀に上げています。
(シーズン終盤は土日でも配信は基本的には行いません。)
最終53位 ルナラキホウオウ
構築名の『陰陽』は『ルナアーラ(陰)』と『ホウオウ(陽)』、『太陽』と『月』、『光』と『影』それぞれ対を成すポケモンのビジュアルに擬えて命名しました。
月が沈み、太陽は昇る。日の光が欠け、月光が夜を照らす。
サイクルを回す中で太陽と月が移り変わる様がイメージ出来ます。
強さだけではなくビジュアルもGOODな構築に仕上がったと思います。
(ルナアーラとホウオウがバンザーーイ\(^o^)/\(^o^)/して並んでるのがかわよい)
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構築経緯
前期【S30 最終68位 最終レート2009】 変わり身の黒氷ホウラキメタモン 受け攻めサイクルで手応えを感じた『①HBホウオウ』×『②ラッキー』の並びに注目しこの2体のサイクルパーツから構築を組み始めた。
次に【S27 最終102位 最終レート2010】 高貴なる黒馬鳳凰 受け攻めサイクル(通称:黒バドホウオウ)で上記のサイクルパーツを使用していたこともあり、受け駒の間に高速霊ポケモンを挟む組み方がタイプ補完や役割が綺麗に纏まりやすいことを知っていたため、『黒バドレックス』の互換ポケモンとなる『③スカーフルナアーラ』をスイーパー兼、受け崩しとして選択。
上記の『ルナラキホウオウ』の受け2@1攻め選出を基本軸とした。
『ホウオウ』を軸にする上で水の一貫を切りは必須級であるため、次に『④HDナットレイ』を『カイオーガ』を始めとした水タイプへの引き先として選択した。(ホウオウナット@1攻めの選出が可能に)
『ナットレイ』を採用することで『ザシオーガ』に比較的強く出れるが『ホウオウナット』の並びが最も苦手とする『サンダー』に一貫が取られてしまうため、『ザシオーガ』+『サンダー』の並びに一貫が取りやすい『⑤ガマゲロゲ』を採用。
ここまでS27で使用した黒バドホウオウとほぼ同じ並びであり、構築自体もS27の黒バドホウオウをアレンジした物と思って貰って良い。
最後の枠に求めるものは受けサイクル全般が天敵とする『イベルタル』の一貫切りであり、『HBホウオウ』を絡めることで物理特殊両方を誤魔化して行くことが可能な『⑥HDバンギラス』を採用。
上記6体で構築が完成した。
コンセプト
①HBホウオウ(物理受け)+ラッキー(特殊受け)+攻め駒を主軸とした受け攻めサイクルを構築する。
各個体紹介
スカーフルナアーラ

技構成 |
シャドーレイ |
れいとうビーム |
きあいだま |
トリック |
持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | ファントムガード |
性格 | おくびょう |
役割 | 対面駒/特殊AT/受け崩し/ストッパー/スイーパー |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 4 | 0 | 0 | 252 | 0 | 252 |
実数値 | 213 | 106(0個体) | 109 | 189 | 127 | 163 |
HB→ファントムガード込みでA特化バンギラスの『かみくだく』確定耐え79.2~94.3%(確定2発)
C→砂下HD特化バンギラスに『きあいだま』65.7~79.2%(確定2発)
S→S+1霊獣ランドロス意識で最速
マヒナペーア堅実なスイーパー。
構築の軸であり、今期のスイーパー枠。
『黒バドレックス』と互換性の高い性能をしており、技の威力や数値からもスカーフ枠としては一見『黒バドレックス』の方が優れていると判断されがちであるがこのポケモンの最大の強みは圧倒的な技範囲の広さである。
2ウェポンの組み合わせで半減以下が存在しない霊/闘という完璧な技範囲に加えて『れいとうビーム』を採用することで一般枠最強格の『霊獣ランドロス』より早い素早さから4倍弱点で縛って行くことが可能なため、基本的にこのポケモンをタイプ受けすることは不可能である。
また、『シャドーレイ』により、『スカーフミミッキュ』の行動保証を無視した上で縛るという芸当はこのポケモンにしかできない。
当然、『黒バドレックス』と異なり『バンギラス』や『ガオガエン』に対して明確な打点となる『きあいだま』を採用できるため、それらを『ファントムガード』を盾に対面から打ち負かすことも可能である。
『スカーフ黒バドレックス』は上記のポケモンに対面から絶対に勝てないため、『引く』という選択以外取れないが『ルナアーラ』は『きあいだま』を採用することでそれを可能とするため、構築単位で重い『バンギラス』や『ガオガエン』を強引に処理し後述する『ホウオウ』の一貫を作り出すことも可能。(役割集中)
『きあいだま』を2回当てるという前提ではあるが選択肢があるということ自体がメリットとなる。
前述した通り、このポケモンは行動保証+技範囲によりタイプ受けすることが不可能であると述べたが逆に数値受けに隙を見せやすいという点がこのポケモンの弱点となる。
この弱点は『スカーフトリック』で克服でき、苦手な数値受けには『トリック』で受け崩して後続で詰ませる、得意な相手へは持ち前の行動保証と技範囲で打ち合うという選択が取れるため雑に選出しても腐り辛く初手性能が高い点も評価ポイントとなる。
また、『黒バドレックス』と異なり『ファントムガード』が不意の急所のケアになる点も強力であり、具体的には『ダイジェット』で正面突破を仕掛けてくる『珠ランドロス』等を全ての下振れをケアした上で確実に切り替えせる点は構築の安定と勝率に大きく貢献した。
『黒バドレックス』が爆発力であるならばこのポケモンは『堅実』という言葉が適切であり、詰め筋を見誤らなければ確実な勝利が約束される。
余談
このポケモンは『黒バドレックス』の採用を差し置いてまでスカーフ枠として採用する価値は薄いと思われるかもしれませんが実際使用して見るとその強さがわかります。
あれ...?
スカーフ黒バドレックスより強くね?
と思い始めている自分がいます。(実際バドホウオウを使ったシーズンより高順位取れてしまっているバグ)
何ならダイマックスを切ることでスカーフ黒バドレックスにも本当に対面勝ててしまうので強ち間違ってはいません。
強いて黒バドレックスより劣っている点を挙げるとすると対ザシアンカイオーガ性能であり、メインウェポンの威力や『くろのいななき』が無い分打ち負けしやすいです。
ですがそれを差し引いても一度使用をオススメできるポケモンと言えます。
HBみがわりホウオウ

技構成 |
せいなるほのお |
ブレイブバード |
みがわり |
じこさいせい |
持ち物 | あつぞこブーツ |
特性 | さいせいりょく |
性格 | わんぱく |
役割 | サイクル駒/物理受け/クッション/詰ませ |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 228 | 0 | 0 | 28 |
実数値 | 213 | 150 | 153 | - | 174 | 114 |
HB→A特化+1ザシアンの『ワイルドボルト』確定耐え→76.9~91.0%(確定2発)
S→S+2でS+1準速イベルタル抜き
前期からの続投枠。
このポケモンの強みについては前期の記事で語っているため、変更点のみ記載。
前期はS実数値『113』としていたが今期は『114』に変更しており、S+1状態の準速99族とS+2状態の実数値113『ホウオウ』が同速になってしまうということに気付いたため変更。
頻繁に発生する同速ではないと思いきや『イベルタル』対面で『バンギラス』バック読みでスチル→ジェットと押されたり、『ホウオウ』とのダイマックスの打ち合いでアーク→ジェットと押されたりと高頻度で『S+2 ホウオウ』VS『S+1 準速イベルタル』の同速対決が発生してしまうためこの点は遅めな『ホウオウ』を使用する上で絶対覚えておきたい。(もちろんイベルタルを使用する側も覚えておいて損は無い。)
ガンジーラッキー

技構成 |
タマゴうみ |
あまえる |
うたう |
ステルスロック |
持ち物 | しんかのきせき |
特性 | しぜんかいふく |
性格 | のんき |
役割 | サイクル駒/特殊受け/クッション/詰ませ |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 252 | 0 | 4 | 0 |
実数値 | 357 | 10(0個体) | 62 | - | 126 | 49(0個体) |
H→TOD意識で振り切り
HB→A特化ウーラオスのインファイト確定耐え
S→後攻『うたう』で対面操作したいため最遅
環境の結論。
今シーズンは特に『ラッキー』ミラーのTODが多かったため、TODで勝ちやすくするためにHPを最大値まで伸ばした。
『霊獣ランドロス』に対して適当に『あまえる』を打った後『つるぎのまい』連打の択に合わせて『ルナアーラ』を安全着地させ、『れいとうビーム』で縛る動きが無難に強い。
HDナットレイ

技構成 |
ジャイロボール |
タネマシンガン (パワーウィップorタネばくだん) |
やどりぎのタネ |
まもる |
持ち物 | たべのこし |
特性 | てつのトゲ |
性格 | なまいき |
役割 | サイクル駒/特殊受け/クッション/詰ませ |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 4 | 0 | 252 | 0 |
実数値 | 181 | 114 | 151 | - | 184 | 22(0個体) |
HD→カイオーガ意識で振り切り
S→『ジャイロボール』の威力意識で最遅
補完枠その1。
軸で対応することができない『カイオーガ』を始めとした特殊水タイプや超火力妖ATの『ゼルネアス』に対して『ホウオウ』と2枚で厚く見る選出が王道であり強力。
その他、重めな『バンギラス』辺りにも誤魔化して行ける性能は補完枠として完璧な仕事を熟してくれた。
草技に関しては『ナットレイ』ミラーで接触しない『タネマシンガン』としたが威力が安定しないため、『やどりぎのタネ』込みでも『HBナマコブシ』程度にTODを仕掛けられてしまう展開があった。
そのため草技は威力の高いものに変更する方が良いかもしれない。
また、全ザシアンが『ワイルドボルト/インファイト』持ちだったため、『ホウオウ』対面で『インファイト』や『ナットレイ』対面で『ワイルドボルト』を押されたため、『ホウオウ』を絡めても対ザシアン性能は安定しない。
『ザシアン』に対しては基本的に死に出しで『ホウオウ』を合わせるか『ルナアーラ/ホウオウ』の2枚で広く浅く対応する方が賢い。
あくまで特殊受けとして採用していることを承知の上で選出する必要がある。
珠すいすいガマゲロゲ

技構成 |
アクアブレイク |
じしん |
パワーウィップ |
どくどく |
持ち物 | いのちのたま |
特性 | すいすい |
性格 | いじっぱり |
役割 | 対面駒/物理AT/受け崩し |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 180 | 161 | 95 | - | 96 | 126 |
D→ダウンロード対策
補完枠その2兼、諸説枠その1。
【S27 最終102位 最終レート2010】 高貴なる黒馬鳳凰 受け攻めサイクルでは『ちょすい/とびはねる』型で採用していたがこれから夏だと言うのに環境から『ヌケニン』が絶滅していたため、『ラッキー』、『ポリゴン2』、『アッキサンダー』意識の『どくどく』を自由枠に採用。
シーズン終盤まで『ちょすい×こだわりハチマキ』型で『ガマゲロゲ』を採用していたが鉢巻を持たせる関係上、非ダイマックスでの運用がメインとなり、『ザシオーガ』軸以外に選出する機会が無かった。
そこで『ダイナホウオウ』等の『ガマゲロゲ』の技範囲が一貫する他の軸にも選出できるように『いのちのたま/すいすい』で採用。
受け出せる程の数値が無いため、サイクルに介入させる場合は『ラッキー』の『うたう』から安全着地させることが前提となる。
使用感があまり良くなかったが水枠/地面枠/受け崩し全ての条件を満たすのはこのポケモンしかいない。
HDねむカゴバンギラス

技構成 |
ロックブラスト |
イカサマ (かみくだく) |
ねむる |
ステルスロック (りゅうのまい) |
持ち物 | カゴのみ |
特性 | すなおこし |
性格 | しんちょう |
役割 | サイクル駒/特殊受け/クッション/詰ませ |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 | 4 |
実数値 | 207 | 154 | 130 | - | 167 | 82 |
HD→イベルダイナサンダー意識でHD特化。
補完枠その3兼、諸説枠その2。
『イベルタル』へのクッションとして採用したが上位環境に存在した全『イベルタル』が物理で『ダイスチル』を持っていたため、ハッキリ言うと直接『イベルタル』に投げれるポケモンでは無かった。
しかし、選出画面に存在するだけで『イベルタル』の『ダイスチル』を誘発させるため『ルナアーラ』VS『イベルタル』対面→『ホウオウ』バックで『ダイスチル』を受ける動きが可能。
また、『とんぼがえり』を選択されることも多いため一旦『ホウオウ』を経由して『イベルタル』に『バンギラス』を合わせる動きが比較的安定する。(...がこの立ち回りを記事で公開してしまったため、新たに別の着地ルートを開拓するべきだと思う。)
『HBホウオウ』は物理特殊どちらの珠『ダイアーク』も一度受けれるため、物理か特殊判別してからこのポケモンを投げる。
『イベルタルに隙を見せるポケモン』+『ホウオウ』×『バンギラス』の三転交換で『イベルタル』側に先にダイマックスを誘発させれば基本的に裏が『ザシアン』、『日食ネクロズマ』等で炎が一貫していることが多いため、後発ダイマックスが通る。
(『いわなだれ』、『はがねのつばさ』両採用の物理『イベルタル』は非考慮。)
強い要素がいくつかあるものの『ホウオウ』をクッションにしなければまともに受からないポケモンを無理やり後手から対応しようとすること自体正しい解答と言えるのか?と毎回思うため、やはり『イベルタル』に関しては対面的に処理する方が適切な気がしている。
また、見かけ上『アッキサンダー』や『ムゲンダイナ』に強そうなもののこちら側も突破できないため、『ステルスロック』の枠は『りゅうのまい』にして硬直する盤面を打開するという手もある。
『イカサマ』は呼ぶ『ザシアン』、『霊獣ランドロス』への負荷を意識して採用した。
また、『ルナアーラ』が不利を取った際の引き先として選択したものの『すなおこし』と『ファントムガード』がアンチシナジーであるため変更するべきではあるがまともに『イベルタル』のクッションになれるポケモンが『バンギラス』しか存在しないため最後まで使い続けた。
基本選出
ルナラキホウオウ→環境で最も多いバドザシ系統に選出する基本サイクル選出
ホウオウナット@1→ザシオーガを始めとしたカイオーガ絡みに選出
ホウオウバンギ@1→イベルザシアンを始めとしたイベルタル絡みに選出
ルナラキ@1→ホウオウダイナを始めとした受け絡みに出す受け崩し選出
YouTube 構築紹介動画
余談

S31お疲れ様でした。
S29では『ゼクロム×カイオーガ』、S30では『Bキュレム×ホウオウ』そしてS31の今期は『ルナアーラ×ホウオウ』と3期連続で異なる構築を使用し、最終2桁を取ることが出来ました。
様々な禁止伝説に触れて、自分の使用出来る禁止伝説の幅もかなり広がって来ていると実感しています。
このルールでの勝ち方もある程度わかって来たのでこの調子で来期も上位を狙って行きたいと思います!!
話は変わって、

気が付いたらチャンネル登録者2000人突破していました!!
本当にありがとうございます!!
マイペースにに活動を続けていますが気が付いたらなんと2000人です!!
レート2000なんかより嬉しい!!
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