

こんにちは。『ろうじん』と申します。
4期連続で最終レート2000&最終2桁順位を達成出来たので構築記事を書きたいと思います。
例のごとく毎シーズン違う禁止伝説を使用するという縛りを自分の中に設けているため、今期は『ザシアン』を最終日に持って行きました。
(実は『ザシアン』まだ最終日にまともに使ったことがなかったという。)
今回は特に変わったポケモンも入れておらず、正統派な『スタンダード』構築で実力勝負をして見ました。
そんな中でも既存の『ザシオーガ』軸と中身は異なり、自分スタイルの新たな『ザシオーガ』軸に仕上がったと思います。
何かの参考になりましたら幸いです。
主に毎週土日にランクバトル生配信を行っています。
前期は配信中に終盤一桁順位を達成出来ました。
可能な限り生の上位環境を配信でお届けできればと思い活動しています。
よければ遊びに来てください。
(最終盤は土日でも対戦相手の方の型バレに配慮して基本は配信しません。)
最終26位 瞑想ザシオーガ
構築の軸であり、全ての構築へ選出して行くことを想定した『瞑想カイオーガ』が本構築名の由来となります。
既存の対面的な『ザシオーガ』軸である『ザシアン+チョッキオーガ』や『ザシアン+珠オーガ』と異なり、ある程度のサイクル性能を意識した『ザシアン+HB残飯オーガ』軸となります。
サイクル/対面両対応の自分好みの『ザシオーガ』軸に仕上がりました。




構築経緯
シーズン序盤〜終盤様々な『ジガルデ』軸を使用し、2~1桁帯で戦えていた。
しかし、相方の『みがわり/めいそう/カイオーガ』の出せる場面が圧倒的に多かったが『ジガルデ』はほぼ選出できなかったため、構築の軸自体を見直すことにした。
上記の経験から現環境全ての構築へ選出できる可能性を持つ『①みがわり/めいそう/カイオーガ』から構築を組み始めることにした。
次に『ジガルデ×カイオーガ』軸を使用していた際、同時に『ヌケニン』も使用しており『カイオーガ』の天候保護+『ヌケニン』の並びが強力であることを学んだため、『②きあいのタスキ/ヌケニン』を採用。
ここまで『どくびし/どくどくムゲンダイナ』及び、『イベルタル』が重かったため、『カイオーガ』の天候保護と合わせることで全対応になる『③HAザシアン』を採用。
次に流行していた『とつげきチョッキ/ホウオウ』他、『いのちのたま/ホウオウ』に弱く『コピーザシアン』への第二の引き先としても選択可能な『④アッキのみ/サンダー』を採用。
これにより『カイオーガ』の天候保護+『アッキのみサンダー』で『いのちのたま/ホウオウ』の初手ダイマックスを含めた全ての動きに全対応することが出来る。
次に環境で最も多い『黒バドレックス×ザシアン』に対して対面的な選出をする際、数的優位からの詰め及び切り返しが可能な『⑤こだわりスカーフ/メタモン』を採用。
最後の枠に求めるものは一般枠最強ポケモンである『サンダー』やタイプ受け不可能な範囲を持つ『ディアルガ』が重いため、特殊全般を誤魔化せる枠として『⑥ラッキー』を採用。
以上で構築が完成した。
コンセプト
サイクル下で『みがわり/めいそう/カイオーガ』を通す。(サイクル選出)
サイクル不可能な構築へは『ザシアン』を絡めた対面選出で捩伏せる。(対面選出)
各個体紹介
小学生ザシアン

技構成 |
きょじゅうざん |
じゃれつく |
インファイト |
ワイルドボルト |
持ち物 | くちたけん |
特性 | ふとうのけん |
性格 | いじっぱり |
役割 | 対面駒/物理AT/受け崩し |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 188 | 244 | 0 | 0 | 0 | 76 |
実数値 | 191 | 243 | 135 | - | 135 | 178 |
H→16n-1
A→耐久無振り『イベルタル』の乱数を意識してほぼ特化
S→前期上位に存在した『いじっぱり/ザシアン』、『HBムゲンダイナ』より少し早いライン
最強ポケモン。
これまで敢えて使用を避けていたがある程度練度を高めるとありえない程強くなる。
シーズン序盤~中盤ではこの枠を『ジガルデ』で採用しており、『カイオーガ』VS『ムゲンダイナ』対面が発生した際『どくどく/どくびし』ジャンケンに無限回苦しめられていた。
(『どくどく』の場合『ラッキー』一旦バックで寝かせる。『どくびし』の場合『みがわり』安定。の不毛な択。)
この構築の欠陥を解消するべく『ジガルデ』を解雇し、最終兵器『ザシアン』を投入した。
これにより流行していた『イベルダイナラッキー』に対して一貫が取れ、『ヌオー』等に引かれた場合は後述する『みがわり/めいそう/カイオーガ』を合わせることで容易に起点することが出来る。(『ザシアン』+『受け崩し禁伝』の並び。)
技構成に関しては流行していた『とつげきチョッキ/ホウオウ』+『HBトリトドン』や定番の『ホウオウ/ナットレイ』等のタイプ受けサイクルを受け崩す技構成としている。
(前期『ホウオウ』軸を使用していた際、技範囲を取った『ザシアン』が相手にしていて一番辛く、最も強いと感じたためこの技構成とした。)
身代わり瞑想カイオーガ

技構成 |
ねっとう |
れいとうビーム |
めいそう |
みがわり |
持ち物 | たべのこし |
特性 | あめふらし |
性格 | ずぶとい |
役割 | 対面駒(サイクル駒)/特殊AT/受け崩し |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 236 | 0 | 252 | 0 | 0 | 20 |
実数値 | 205 | 94(0個体) | 156 | 0 | 0 | 113 |
HB→特化ザシアンの+1『ワイルドボルト』確定耐え(77.0~91.7%)
A4振りガマゲロゲの『じしん』をみがわり状態で確定耐え(20.4~24.8%)
特化珠ガマゲロゲフィールド『パワーウィップ』確定耐え(77.5~91.2%)
S→S4振り霊獣ランドロス抜き
全ての構築に出して行ける最強の受け崩し枠。
再生技が無く、試行回数を稼げないこのポケモンの『ぜったいれいど』は弱いと考えているため実力で受け崩せる『みがわり/めいそう/カイオーガ』で採用。
これにより、僅かにB方面が硬くなりA4振り『ガマゲロゲ』の『じしん』を『みがわり』が確定耐えする。
(『HDちょすい/ガマゲロゲ』等に有効。)
今更過ぎるが『ザシアン』と組ませることで最強になり、『ザシアン』が苦手な『ヌオー』等のHB受けを軒並み起点に出来る。
天候による『ザシアン』の保護により、『ムゲンダイナ』の毒/竜/炎/岩の範囲、『イベルタル』の悪/飛行/炎の範囲に対して並びで全対応になる点があまりにも強すぎる。
既存の『ザシオーガ』は『とつげきチョッキ』型等で採用されることが多く、ミラーでの対面性能を底上げする『対面的なザシオーガ』と言えるが本構築は『HBたべのこし』型で採用しているため、一定の対面性能を保ちつつサイクル下で受け崩しを狙っていける『サイクルザシオーガ』がコンセプトとなっている。
パワーの無い受け駒に対して安定して受け出し、『たべのこし』で再生できるため想像以上に場持ちが良い。
具体的には『HDバンギラス』や『HB日食ネクロズマ』等に対して受け出しからサイクルを回してアドバンテージが稼げる。
これは小技ではあるがラスト1体が『どくどく/ムゲンダイナ』VS『削れたカイオーガ』&『ラッキー』の場合、『ラッキーうたう』→毒リセット→『カイオーガ』安全着地→安全着地ターン『たべのこし』発動。
この動きをすることでHP1からでも『カイオーガ』のHPをMAXまで持っていけるため、『めいそう』の起点にせずともリスク無くTODが狙える。(ムゲンダイナ永眠ループ)
無尽蔵のハートを持つ。
アッキHBサンダー

技構成 |
10まんボルト |
ぼうふう |
でんじは |
はねやすめ |
持ち物 | アッキのみ |
特性 | せいでんき |
性格 | ずぶとい |
役割 | サイクル駒/物理受け/クッション/詰ませ |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 252 | 0 | 4 | 0 |
実数値 | 197 | - | 150 | 145 | 111 | 120 |
HB→ザシアンウーラオス意識で特化
最強の一般枠。
今回は主にコピー『ザシアン』の引き先として『サンダーザシオーガ』の選出することが多かった。
前述した『カイオーガ』の『あめふらし』+『アッキのみ』を採用することで『いのちのたま/ホウホウ』初手ダイマックスに対して後手から全対応できる。(やはりアッキがNo.1)
また、『とつげきチョッキ/ホウホウ』初手ダイマックスが『ザシオーガ』2体に対して安定択になっていることが多いため、そこに対して『カイオーガ』→『アッキのみ/サンダー』バックで咎める動きが強力。
『ホウホウ』をダイマックスターン中に『でんじは』で機能停止にすれば2サイクル目から低速の『カイオーガ』で縛りやすくなるため、『オーガサンダー』の並びは相変わらず強力であった。
襷ヌケニン

技構成 |
ポルターガイスト |
かげうち |
こらえる |
おにび |
持ち物 | きあいのタスキ |
特性 | ふしぎなまもり |
性格 | さみしがりや |
役割 | 対面駒(サイクル駒)/物理AT/ストッパー/スイーパー |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 1 | 156 | 45(0個体) | - | 35(0個体) | 92 |
BD→『メタモン』意識で0個体
無敵ポケモン。
『あつぞこブーツ』は受け出しのタイミングでお祈りする場面が増えるため、今回は『きあいのタスキ』型で採用。
対面駒でありながら受け出しからサイクルにも介入出来る唯一無二の性能を持つ。
地面枠が存在しない珍しい『ザシオーガ』軸ではあるが『レジエレキ』等の一貫もこのポケモンで切ることが可能。
今更ではあるが『カイオーガ』の『あめふらし』と凄まじく相性が良く、天候保護だけでは無く『きあいのタスキ/ヌケニン』が弱点とする『ステルスロック』撒きを軒並み、『みがわり/めいそう/カイオーガ』の起点に出来る。(本構築のコンセプトの一つ。)
仮にこのポケモンを選出せずとも相手視点は意識せざるを得ないため、『地面枠』や『ステルスロック』撒きを選出された場合は漏れなく『カイオーガ』が通る。
こちら視点全く選出択を発生させず、相手視点にだけ『ヌケニン』の選出択を強いる動きはこの構築の隠れた強みと言える。
また、『ラッキー』等が存在しない対面的な『ザシオーガ』軸に対しては『カイオーガ』を起点にアドバンテージが取りやすいため、取り巻きを確認して『カイオーガ』軸へ積極的に投げて行く。
更に前述した『ザシアン』に『ヌケニン』への打点を持たせていないため、『コピーザシアン』への引き先として選択することも可能。
最終日では『ステルスロック』持ちの『ガマゲロゲ』が多くシーズン序盤~中盤よりも刺さりが悪かったため、選出率が大きく落ちてしまった。
スカーフメタモン

技構成 |
へんしん |
持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | かわりもの |
性格 | なまいき |
役割 | 対面駒/ストッパー/スイーパー |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
実数値 | 155 | - | - | - | - | - |
H→面倒くさかったのでH以外努力値を振っていない。
ミキプルーン変幻自在のスイーパー。
対面選出、サイクル選出両方に介入可能な神ポケモン。
『カイオーガ/ザシアン/ヌケニンorメタモン』の対面選出がシンプルに強力であり、『カイオーガ』への引き先を用意していない構築へは力を押し付けるだけで勝てる。
馬鹿強い対面選出はザシアン軸の特権。
ガンジーラッキー

技構成 |
タマゴうみ |
あまえる |
うたう |
ステルスロック |
持ち物 | しんかのきせき |
特性 | しぜんかいふく |
性格 | のんき |
役割 | サイクル駒/特殊受け/クッション/詰ませ |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 252 | 0 | 4 | 0 |
実数値 | 357 | 10(0個体) | 62 | 55 | 125 | 49(0個体) |
HB→特化ウーラオスのインファイト確定耐え
S→後攻『うたう』で対面操作したいため最遅
可愛い。
今期は『ザシオーガ』@1選出が基本軸となっているため選出率は過去シーズン程高く無い。
主な運用方法は『ザシオーガ@1クッション枠(攻め2受け1)』としてこのポケモンを選出する。
物理/特殊両方面に対してある程度耐性があるため、『ザシアン』という最強の味方を同時選出すればクッション枠が1体でも十分に事足りる場面が多い。
また、『黒バドレックス』も『こだわりスカーフ型』から『きあいのタスキ/ちょうはつ/わるだくみ型』へシフトしており、このポケモンは全ての『バドザシ』へ投げれるポケモンではなくなってしまった。(メタが回りすぎている。)
一応『わるあがき』をすることで襷だけを剥がし、死に出し『コピー黒バドレックス』を降臨させるルートも取れるため、一概に『ちょうはつ』のみで『ラッキー/メタモン』側が詰むことの無い点は覚えておきたい。
しかし、『サンダー』入りに対しての誤魔化し性能や前述した『メタモン』とセットで選出することで『ザシアン』の崩しを強要し、確定で『コピーザシアン』を成立させる黄金ムーブは相変わらず安定感がある。
『ザシアン』のみでしかこのポケモンを崩せない構築へはどう足掻いても負けようが無いため、狙えそうな時は積極的に『ラッキー』+『メタモン』の選出を行った。
余談

何回見ても可愛い。
基本選出
黒バドザシ→オーガメタモン@1ラッキーorヌケニン
イベルザシ→サンザシオーガ
オーガザシ→ザシオーガ@1メタモンorヌケニン
イベルダイナ→ザシオーガ@1サンダーorラッキー
ゼルネ絡み→ザシオーガ@1メタモンorヌケニン
ジガルデ絡み→ザシオーガ@1サンダーorラッキー
ルギア絡み→サンザシオーガ
ゼクロム絡み→サンザシメタモン
白バド絡み→ザシオーガメタモン
YouTube 対戦動画
余談

S32お疲れ様でした。
今期は今まで敢えて避けてきた『ザシアン』軸を使用して見ましたが恐ろしく強かったです。
本シーズン中はモチベーションもかなりあり、終盤早い段階から2ROMレート2000↑を達成。

瞬間最高3位とレート2000達成者がまだ7人程の段階で先陣を切ることが出来ました。(7人の内自分が2人...。)
本シーズン中、YouTubeの配信では『ジガルデ』軸を使用していました。
配信中に5位まで達成するも構築の粗が目に見えてわかっており『どくびし/どくどくムゲンダイナ』をどう足掻いても攻略出来なかったため、『ザシアン』に変更することで毒への耐性を構築内に付与させました。
毎シーズン『ジガルデ』軸は頭の片隅に入れていますがやはりこのポケモンは構築をまとめるのが難しく本シーズンも断念。
またいつか『ジガルデ』でレート2000を取れるようリベンジしたいと思います。
話は変わり最近はYouTubeでの活動にもかなりモチベーションがあり、寝る間も惜しんで平日配信を行った結果...。

同接約200人という自分にしてはとんでもない人数の方が配信を見てくださるようになっていました!!
いつもご視聴いただき本当にありがとうございます!!
土日の定期配信のみが主な活動内容ですがチャンネル登録者も2000人を越えて本当に励みになっています。
今回の最終26位という結果も日頃のコメントやファンアートの数々、応援してくださる方々のおかげで取れた結果だと思います。
今の自分に満足せず、この調子でポケモンも更に強くなれるように精進したいと思います。
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