

こんにちは。『ろうじん』と申します。
剣盾S2お疲れ様です。
今期は前期と異なり大幅にルール変更が行われ、『TOD』込みでの戦術に大きく振り回されるシーズンとなりました。
今期はこのTODを如何に攻略するかという点に注力して、構築と立ち回りを対応させていきました。
最終134位 ガルードウオノロンゲアマガ サイクル



構築経緯
前期の終盤で開拓した『ウオノロンゲアマガ』攻めサイクルの対応範囲が非常に広く、現環境のトップメタに対して広くに対応できるという点に着目。
前期終盤に引き続きシーズン2でもこの『ウオノロンゲアマガ』を軸にして構築を組むことにした。
このサイクルの唯一の弱点が『ギャラドス』を軸とした積み展開であったためギャラドスに対面で打ち勝つことができ且つ、後続に負担をかけることが可能な『パッチラゴン』を採用。
加えて、ギャラドスに先に展開されてしまった場合のストッパーとしてかみなりパンチと気合の襷を採用した『ホルード』を採用。
パッチウオノアマガの並びで『ジュラルドン』が必然的に重くなるため、ジュラルドンに後投げが安定する特殊アタッカーとして『特殊ギルガルド』を採用することにした。
各個体紹介
残飯ギルガルド

技構成 |
かげうち |
キングシールド |
ラスターカノン |
シャドーボール |
持ち物 | たべのこし |
特性 | バトルスイッチ |
性格 | れいせい |
役割 | 対面駒/サイクル駒/特殊AT |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | ※素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 0 | 252 | 4 | 0 |
実数値 (盾) | 167 | 70 | 4 | 112 | 160 | 72 |
実数値 (剣) | 167 | 160 | 71 | 211 | 70 | 72 |
※冷静31個体
前期序盤で使用した『襷起死回生ギルガルド』の型バレが酷く、S2では襷前提の立ち回りが主流となりつつあったため逆にキングシールドを採用したギルガルドが環境に刺さっていると感じ採用。
キングシールドと食べ残しにより相手のダイマックスターンを削る動きが非常に強力。状況によってはキングシールドでTODを狙うことも可能。
主にカセキメラ+アーマーガアでは突破不可能なジュラルドン入りやパルシェン入りの構築に対して投げる。
後述するホルードと並べた対面選出に加えてアーマーガアと同時選出した鋼2枚の攻めサイクル等、構築の中で柔軟に対応できる点が非常に強力。
サイクル/対面両方熟せて且つ技の通りも良いため文句無しで強力なポケモンだと言える。
S2で増加していた『アッキのみトゲキッス』に対して特殊方面から打点を持てるため、ダイマックスして切り返す試合展開も何度かあった。
選出率自体は低いものの選出した試合はほぼ全て勝てていたため、本構築の縁の下の力持ち的な存在だと言える。
襷じたばたホルード

技構成 |
じしん |
じたばた |
とびはねる |
かみなりパンチ |
持ち物 | きあいのタスキ |
特性 | ちからもち |
性格 | いじっぱり |
役割 | 対面駒/物理AT/ストッパー |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 161 | 118 | 97 | - | 97 | 130 |
構築単位で重いギャラドスに対して切り返しが可能な気合の襷/かみなりパンチを採用したホルード。
前期序盤で使用した『襷起死回生ギルガルド』のダイマックスへの切り返し性能を他のポケモンで再現できないものか考察した末に辿り着いた『じたばたホルード』。
かみなりパンチを採用しているためギャラドスへの切り返し性能は言うまでもなく、一貫しやすい威力200ノーマル技によって様々なダイマックスポケモンへの切り返しが可能となる。
じたばたはダイマックス技にすれば威力130のノーマル技としても使用できるため、デメリットもそこまで気にならずに使用できる。
とびはねるを採用することで襷込みで相手のダイマックスターンを3ターン確実に稼ぐことが可能な上、自身がダイマックスすれば抜きエースになることも可能。
見た目以上に器用で様々な型が想定されるため、こちらが試合展開をコントロールしやすく個人的に8世代最強候補の一体。
スカーフまもるウオノラゴン

技構成 |
まもる |
げきりん |
エラがみ |
ストーンエッジ |
持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | がんじょうあご |
性格 | ようき |
役割 | サイクル駒/物理AT/スイーパー |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 165 | 142 | 120 | - | 101 | 139 |
Dに+4振るだけでC特化トゲキッスのダイジェットを確定で耐えるため余り4はDに振ることを推奨。(83.6~98.7%)
基本選出枠その1。
前期で使用した個体を流用。
耐久調整リリバオーロンゲ
技構成 |
でんじは |
ふいうち |
ばかぢから |
ソウルクラッシュ |
持ち物 | リリバのみ |
特性 | いたずらごころ |
性格 | いじっぱり |
役割 | サイクル駒/物理AT/ストッパー |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 164 | 244 | 28 | 0 | 4 | 68 |
実数値 | 191 | 188 | 89 | - | 96 | 89 |
基本選出枠その2。
前期で使用したリリバオーロンゲの再調整個体。
電磁波込みで最速アイアント抜き、リリバ込みで無補正珠アイアントのアイアンヘッド確定耐え調整。
主に電磁波を撒いてカセキメラに上を取らせる目的で採用。
カセキメラと攻撃面、防御面共に補完が取れているため相性が抜群に良いと言える。
ドラパサザンに圧倒的に強く、鋼タイプに対して行動保証を持つことが可能。
格闘技を採用しているため、バンギドリュウズにも対面で打ち勝つことができる。
電磁波を無効にするドリュウズを対面処理できるため、ドリュウズを処理した後に裏のポケモンに麻痺を入れてカセキメラに繋ぐ動きが凄まじく強力。
地面枠がドリュウズのみの場合はリリバオーロンゲ自らが電磁波の一貫を作り出すことができる。
HASアーマーガア
技構成 |
ちょうはつ |
はねやすめ |
ビルドアップ |
ブレイブバード |
持ち物 | するどいくちばし |
特性 | ミラーアーマー |
性格 | いじっぱり |
役割 | サイクル駒/ダイマックスAT |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 140 | 172 | 0 | 0 | 0 | 196 |
実数値 | 191 | 141 | 125 | - | 106 | 112 |
H→16n-1
S→1ダイジェットで最速100族抜き。
基本選出枠その3。
前期で使用したアタッカーアーマーガアを流用。
物理アタッカーでありながら挑発を採用することで物理受けにもそれなりに戦うことが可能。
飛行技は無効タイプが存在しないため、飛行一本でも抜き性能が抜群。
また、飛行技が半減となる岩、鋼タイプ相手にはアーマーガアの耐性で受けやすいため、羽休め+ビルドアップを絡めて強引に突破することも可能。
(突破可能な飛行技半減ポケモン例、竜の舞無しのバンギラス、つのドリル無しドリュウズ等。)
ミラーアーマーと挑発により上昇させた能力が下げられ辛い点からも他の積みアタッカーと一線を画す抜き性能を誇る。
耐性も申し分なく、積みアタッカーでありながらサイクルに介入できるため過去作のメガボーマンダのような感覚で使用できる。
ロゼルパッチラゴン

技構成 |
げきりん |
つばめがえし |
ほのおのキバ |
でんげきくちばし |
持ち物 | ロゼルのみ |
特性 | はりきり |
性格 | ようき |
役割 | サイクル駒/ダイマックスAT/受け崩し |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 165 | 167 | 110 | - | 91 | 139 |
前期の課題であったギャラドスとヌルアントに対する回答。
電磁波を受けず、炎技を習得し、更には受けに対する崩し性能も高いことからヌルアントに対して抗うことができる。
受け寄りの構築を相手にする場合は試合の初手でダイマックスして相手の受け駒を1枚を強引に崩せば数的優位を取れるため、アーマーガアに即交代してTODを仕掛ける動きが非常に強力。
アーマーガア自身が毒を食らわない点からも様々なシナジーが期待できる。
所謂、『先行逃げ切り』を目的とした運用方法。
中盤はとつげきチョッキを持たせて使用していたが選出パターンの一つであるカセキメラ2体+アーマーガアサイクルでアーマーガアが過労死し、ミミッキュを通される試合展開が何度も見られた。そのためミミッキュに対して1回以上行動ができる『ロゼルのみ』を採用することにした。
余談
このポケモンに関しては前期のリリバオーロンゲ同様にまだまだ考察余地あり。チョッキと異なり変化技を採用できるため、電磁波を入れた型や耐久調整した型などまだまだ深堀りできそうではあります。
選出パターン
ウオノロンゲアーマーガア(基本攻めサイクル1)
ウオノパッチアーマーガア(基本攻めサイクル2)
ドラパルト無しの構築に対して主に選出。
ガルドホルードアーマーガア(対面選出)
余談

前期で使用した『ウオノロンゲアーマーガア』を更に深堀りした本構築。
前期の自分を超えるという今期の目標を達成に導いてくれました。
1/31(最終日) 4:00時点で81位でしたが対戦せずに数時間であっという間に3桁へ突き落とされていました...。
正直まだまだ上を狙える構築だとは思いますが今期の目標はあくまで『前期の自分を超えること』だったので早めに撤退。
来期以降どこかのシーズンで必ず最終2桁取りたいと思います。
ろうじんのツイッター→@rouzinpoke
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