

こんにちは。ブログとYouTubeで活動しております。『ろうじん』と申します。
S3お疲れ様です。
今シーズンは総合時間が20分に変更され、前期と異なる戦術が求められるシーズンとなりました。
最終171位 白翼氷柱 ウオノロンゲアマガ




構築経緯
前期使用構築の『ウオノロンゲアマガ』を軸とした攻めサイクルを引き続き使用することにした。
サイクルの軸となる『ウオノラゴン』、『パッチラゴン』、『オーロンゲ』、『アーマーガア』の4体は崩さずに引き続き使用。
前期では『サイクル』が苦手とする『積み』展開をストップさせる目的で『ギルガルド』と『ホルード』を『対面駒』として使用していたが、本構築ではこの枠を『パルシェン』と『トゲキッス』に変更している。
構築の型としては『サイクル+対面』の主に2パターンの選出を作れる複合的な構築となっている。
各個体紹介
スカーフまもるウオノラゴン

技構成 |
まもる |
げきりん |
エラがみ |
ストーンエッジ |
持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | がんじょうあご |
性格 | ようき |
役割 | サイクル駒/物理AT/スイーパー |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 165 | 142 | 120 | - | 101 | 139 |
Dに+4振るだけでC特化トゲキッスのダイジェットを確定で耐えるため余り4はDに振ることを推奨。(83.6~98.7%)
3期連続で使用している『まもる』採用型ウオノラゴン。
まもるを採用することでダイマックスターンや天候、フィールドターンのコントロールが可能なため想像以上に守るを使用する機会は多い。
徐々に増えて来ている『すなかき ドリュウズ』のダイマックスターンと砂ターンを裏のアーマーガアと共に調整し、ドリュウズを突破する試合展開が複数回あった。
現環境のトゲキッスはほぼ『ひかえめ』が多く最速を取っていないため、1ダイジェットを積まれた場合でもトゲキッスの上からエラがみが通りやすい。そのため最速スカーフが機能する試合展開は多い。
稀にウオノラゴン対面でダイジェットを押してくる控えめラムトゲキッスに対してスカーフエラがみ2回で対面処理する化け物。
あらゆる対面で甘えた選択をさせないのがこのポケモンの最大の強みだと言える。
ASラムパッチラゴン

技構成 |
でんげきくちばし |
つばめがえし |
げきりん |
ほのおのキバ |
持ち物 | ラムのみ |
特性 | はりきり |
性格 | ようき |
役割 | サイクル駒/ダイマックスAT/受け崩し |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 165 | 167 | 110 | - | 91 | 139 |
前期ではミミッキュやトゲキッスに対して行動保証を持たせるため、『ロゼルのみ』を採用していたが今期ではサイクルを強く意識した『ラムのみ』を採用している。
環境に蔓延していたカビゴンのあくびを切ることが可能。
また、ラムのみが無い場合でもダイサンダーでエレキフィールドを展開すれば催眠対策が可能なため、比較的あくび持ちカビゴンには強気に立ち回れる。
カセキメラを軸とした構築は物理アタッカー主体となるため、鬼火の一貫を切る目的でもラムのみが上手く機能する。ロトムへの後投げが安定し、対面で鬼火を打ってくるロトムに対して明確なアドバンテージが得られる。
耐久調整リリバオーロンゲ

技構成 |
でんじは |
ふいうち |
かわらわり |
ソウルクラッシュ |
持ち物 | リリバのみ |
特性 | いたずらごころ |
性格 | いじっぱり |
役割 | サイクル駒/物理AT(ダイマックスAT)/ストッパー |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 164 | 244 | 28 | 0 | 4 | 68 |
実数値 | 191 | 188 | 89 | - | 96 | 89 |
3期連続使用している『リリバのみ』採用オーロンゲ。
カセキメラと相性が良く、電磁波を絡めてエラがみやでんげきくちばしを上から通す流れが非常に強力。
こうこうのしっぽ型も使用したがトリックを使わない限り必ず後攻になる点、技範囲の縮小と対面性能が著しく低下するというデメリットがあまりにも大きかったため不採用となった。
素早さに軽く努力値を割くことでニンフィア等の同速60族相手に対してもソウルクラッシュ込みで打ち合いが可能となる。
中盤以降で壁ピクシーが増加していたため、格闘打点に『かわらわり』を採用。
S3で激増していたサザンガルドカバに対する明確な回答。
ダイアークでギルガルドを崩し、ダイフェアリーでカバルドンのあくび展開を切ることが可能。ダイナックルでAを上げれば不意打ちの範囲も馬鹿にならない。
有利対面で交代先に電磁波を入れ、ダイフェアリーのミストフィールドで自身やカセキメラの状態異常を管理する動きが可能。後述するパルシェンと対面選出した際に鬼火をケアする動きが非常に強力。
トゲキッスとパルシェンが構築内に存在しているため、壁オーロンゲと誤認させることも可能。
(壁ロンゲならぬ壁破壊ロンゲ)
HASアーマーガア

技構成 |
ちょうはつ |
はねやすめ |
ビルドアップ |
ブレイブバード |
持ち物 | するどいくちばし |
特性 | ミラーアーマー |
性格 | いじっぱり |
役割 | サイクル駒/ダイマックスAT |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 140 | 172 | 0 | 0 | 0 | 196 |
実数値 | 191 | 141 | 125 | - | 106 | 112 |
3期連続使用するアタッカーアーマーガア。
鉄壁ボディプレスやタラプHDなども使用したがパーティ全体のパワーが落ちるため、この型が最も構築に馴染んでいると感じた。
カセキメラでロトムに穴を空け、押し切れる状態にまで持っていく動きが理想。
かたやぶりドリュウズの岩石封じ以外は基本的に能力が下がらないため、個人的に抜きエースとして評価している。
挑発が主にアーマーガアミラーに対してしか機能していなかったため、要検討。
相手のアーマーガアに対してはパッチラゴンの後投げが比較的安定するため、わざわざミラー戦に持ち込む必要もないのではとも考えたが最終的に技は変更せずにこの技構成に落ち着いた。
襷パルシェン

技構成 |
からをやぶる |
つららばり |
ロックブラスト |
こおりのつぶて |
持ち物 | きあいのタスキ |
特性 | スキルリンク |
性格 | いじっぱり |
役割 | 対面駒/物理AT/ストッパー |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 4 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 125 | 161 | 201 | - | 66 | 122 |
襷ストッパー、対面駒として最もスタンダードなパルシェンを採用。
採用理由は前期で使用していた『襷ホルード』を非ダイマックスで使用する場合岩石封じを採用しない限りはミミッキュに対して不利を取ってしまう点がややネックだと感じたため、ダイマックス無しでミミッキュに打ち勝てる対面駒として襷パルシェンを採用。
同時にギャラドスにもそれなりに相手が可能なため、役割としては前期の襷ホルードと同じと考えて貰って問題ない。
ダイマックスオーロンゲと相性が良く、パルシェンが止まりやすいギルガルドをオーロンゲで崩して裏のパルシェンでeasy-winする流れが理想。ダイフェアリーでミストフィールドを展開すれば電磁波や鬼火を入れらないため、それなりに高いシナジーが期待できる。
壁ロンゲキッスパルの並びを強く意識させることができるため、初手ダイマックスオーロンゲが通りやすくなった一因だと言える。
珠トゲキッス

技構成 |
くさむすび |
エアスラッシュ |
かえんほうしゃ |
マジカルシャイン |
持ち物 | いのちのたま |
特性 | てんのめぐみ |
性格 | ひかえめ |
役割 | 対面駒/ダイマックスAT/受け崩し |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 148 | 0 | 4 | 252 | 4 | 100 |
実数値 | 179 | - | 116 | 189 | 136 | 113 |
1ダイジェット最速100族抜き抜き、余りHP。
鬼火にやや一貫気味なカセキメラサイクルにパワーがあり且つ、ドラゴンの一貫を切れる特殊アタッカーが欲しいと感じたためトゲキッスを採用。
主に鬼火ドラパルト絡みの受けサイクルを崩す目的で使用する。
ヌオー、トリドトン、水ロトム等に対する打点として草結びを採用した比較的流行りのトゲキッスを捻りなくそのまま使用した。
受けサイクル以外に選出する場合は初手にトゲキッスを投げ、先行逃げ切りダイマックス枠として使用。
選出パターン
ウオノロンゲアーマーガア(基本攻めサイクル1)
パチロンガア(基本攻めサイクル2)
ロンゲパル@1(対面選出1)
キッスパル@1(対面選出2)
余談

3期連続で考察して来た『カセキメラサイクル』ですが最終2桁の壁を打ち破ることができず自身の力量不足を痛感しています。
来期から『キョダイマックス ラプラス』が解禁されるため、カセキメラ自体の通りが非常に厳しいものとなることが予測できます。
そのため来期からは構築の軸を大きく変える必要がありそうです.
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