
こんにちは。『ろうじん』と申します。
剣盾S1お疲れ様でした。
序盤と終盤で使用構築が変わったため、今回は序盤~終盤の環境を振り返るために2記事に分けて二つの構築を紹介したいと思います。
(S1最終使用構築はこちらから)
本構築は初心者の方にも扱いやすい『対面構築」となっているため、これから対戦を始めたい方へ入門用の構築とお考えいただければ幸いです。
レンタルパーティも公開しているので良ければ一度お試しいただければ幸いです。
S1序盤~中盤 最高76位ドラパミミガルド 対面構築

構築経緯
ポケットモンスターソード・シールド第8世代での対戦が開幕し、ランクバトルの環境やダイマックスの有効な運用方法が各々不確かな状態で安定して勝つためには『対面性能の高い駒』を複数体並べた『対面構築』が最も適切であると判断し、環境の見えない序盤では『対面構築』を使用することにした。
弱ホルード
技構成 |
じしん |
とびはねる |
ギガインパクト |
かみなりパンチ |
持ち物 | じゃくてんほけん |
特性 | ちからもち |
性格 | いじっぱり |
役割 | 対面駒/ダイマックスAT |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 161 | 118 | 97 | - | 97 | 130 |
過去に育成論で紹介した弱点保険ホルード。
剣盾の環境でこのポケモンは一線を張れると確信して一番始めに育成したポケモン。
ダイマックス込みでの対面性能が非常に高くダイアタックによる超火力+S操作に加えて持ち前の素の火力+ダイジェットによる抜き性能は抜群。
対面構築の弱点である受けサイクルに強く、超火力によって相手のサイクルを崩壊させることが可能。
ミミッキュに強くギルガルドと攻撃面、防御面共に相性補完が抜群に良い点も評価できる。
ダイアースのDアップにより様々な水特殊技を耐えて弱点保険を発動させることが可能。
ドヒドヌオーの熱湯火傷を引いた場合もラムのみのような感覚で弱点保険を使用することができる。
かみなりパンチはギャラドス意識で採用。
A特化ギャラのダイストリームもダイマックス込みの場合乱数で耐えるため、対面でもギャラドスに打ち勝てる化け物染みた対面性能を誇る。
対面+抜きエースを可能とする個人的に8世代最強候補の一体。
襷 起死回生 ACガルド
技構成 |
かげうち |
インファイト |
きしかいせい |
シャドーボール |
持ち物 | きあいのタスキ |
特性 | バトルスイッチ |
性格 | うっかりや |
役割 | 対面駒/両刀AT |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 236 | 0 | 252 | 0 | 20 |
実数値 (盾) | 135 | 100 | 160 | 112 | 130 | 83 |
実数値 (剣) | 135 | 190 | 70 | 211 | 49 | 83 |
S4振りバンギラス抜き調整。
Cを削ったサザンの悪波で襷を確定発動させるため、うっかりやD抜け個体。
『対面三種の神器』ホルードと相性補完の良い対面最強候補の1体。
こちらも過去に育成論で紹介したギルガルド。
S1序盤『最強の対面性能』を誇ると言っても過言ではなく、初手投げが安定し過ぎて怖いほどだったが徐々に型が認知されたため終盤ではドラパルト、サザンドラ、ヒヒダルマ等との初手の対面で蜻蛉返りを打たれるようになり、上手く機能しなくなった。
型バレしているのか中盤ではギルガルドに向かってアイアンヘッドを打ってくるドリュウズやジャラランガまで現れ始めたため、終盤では止む無く解雇。
非ダイマックス状態で数々のダイマックスを葬った1体。
ASベースのダイマックスドラパルトはシャドールボ+影打ちで対面処理可能。ダイマックスバンギラス、ドリュウズは起死回生でワンパンできる対ダイマックスキラー。
環境が進むにつれてバンギラスの素早さラインも徐々に上昇していくことになり、初期のHA252 S4振り弱点保険型のテンプレ配分から少し素早さに割いた型へシフトして行ったため、現在この型のギルガルドの扱い方が難しくなっている。そのため状況に応じてインファイトと打ち分けを推奨。
ホルードと相性補完が抜群で影打ちで縛られそうな場合はホルードに引く選択を取ることも可能。
両刀採用理由はダイスチルが飛び交う環境でD方面にも打点を持つため。
AS珠ミミッキュ
技構成 |
かげうち |
じゃれつく |
シャドークロー |
つるぎのまい |
持ち物 | いのちのたま |
特性 | ばけのかわ |
性格 | ようき |
役割 | 対面駒/物理AT |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
実数値 | 131 | 142 | 100 | - | 125 | 162 |
『対面三種の神器』特に語ることはない対面最強候補の2体目。
非ダイマックス同士の対面でミミッキュに勝てるポケモンは物理受けくらいしか存在しないため8世代でも対面性能は健在。
一方で襷ACガルドとは異なりほとんどのダイマックスポケモンに対して打ち負けるため対面性能は襷ガルドより若干劣る印象。
逆に襷ギルガルド対面ではASミミッキュが有利なため、同じ対面駒でも対面で打ち勝てるポケモンの範囲が若干異なるため一概にどちらが上とは言い難い。
対面意識すりぬけドラパルト
技構成 |
ふいうち |
ドラゴンアロー |
ゴーストダイブ |
はがねのつばさ |
持ち物 | たつじんのおび |
特性 | すりぬけ |
性格 | ようき |
役割 | 対面駒/ダイマックスAT |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 163 | 172 | 95 | - | 96 | 213 |
『対面三種の神器』対面最強候補3体目。
こちらも過去に育成論で紹介した対面重視のすりぬけドラパルトとなる。
対面構築の天敵である壁展開を無力化できる特性『すりぬけ』が非常に強力。
シーズン序盤に流行していた壁オーロンゲ展開に強く、すりぬけダイスチルでオーロンゲ対面ですら強引に突破可能。
鋼の翼(ダイスチル)を採用することで対面最強候補であるミミッキュとの打ち合いにも勝てる優れた対面性能を誇る。
壁展開やウオノラゴン入りでホルードが動かしづらい構築に対してダイマックス権を切る枠。
不意打ちを採用することでドラパミラーに強く、最悪相手のドラパルトを不意打ちで削ることで裏のミミッキュorギルガルドの影打ち圏内に入れる動きが可能。
ミラーに対して安定行動が取ることができる。
HBナットレイ
技構成 |
はたきおとす |
やどりぎのタネ |
ジャイロボール |
パワーウィップ |
持ち物 | たべのこし |
特性 | てつのトゲ |
性格 | のんき |
役割 | 物理受け |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 252 | 0 | 4 | 0 |
実数値 | 181 | 114 | 201 | 74 | 137 | 22 |
シーズン序盤で非常に強力『だった』ポケモン。
特殊ドラパルトの開拓、トゲキッスが流行する以前は環境に炎技持ちのポケモンがほぼ存在しなかったため、安定した受けが可能だった。
序盤環境のほとんどの構築が炎枠無しのダイホロウで鋼を強引に崩してくる構築が多く、相手のゴースト枠を前述した『対面三種の神器』の内1体で処理した後にナットレイで詰ませる動きが非常に強力。
(※対面2枚+詰ませを意識するため、ナットレイの型は鉄壁ボディプレス型に変更を推奨する。)
中盤~終盤にかけて炎枠の入った構築や特殊ドラパルト、トゲキッスなどが増加していったため現環境では若干動かし辛くなってしまったポケモンの一体。
それでもヒードラン、バシャーモ、ウルガモス等の強力な炎ポケモンに加えてめざめるパワー炎が存在した7世代よりは未だ動かしやすいポケモンだと言える。
HCヒートロトム
技構成 |
おにび |
ほうでん |
ボルトチェンジ |
オーバーヒート |
持ち物 | オボンのみ |
特性 | ふゆう |
性格 | ひかえめ |
役割 | 特殊AT |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 0 | 252 | 0 | 4 |
実数値 | 157 | - | 127 | 172 | 127 | 107 |
S4振り同速意識。
アーマーガアやトゲキッス入りに対して主に選出。
バンギラス+アーマーガアの選出択を作ってくる構築が多く選出がかなりシビアなポケモン。
ダイマックスによって足りない数値を押し上げれるようになった点は強力だがタイプ補完の良さ以外はあまり信用のできない1体だった。
選出パターン
ガルドホルードミミッキュ(基本対面選出1)
ドラパミミガルド(基本対面選出2)
ガルドナットミミッキュ(対面2+受け(詰ませ))
ナットレイで詰ませれそうな場合はこの選出。
余談

思考停止でドラパミミガルドを選出しても3桁までなら何とかなるくらいには対面性能の高い3体です。初心者の方にも扱いやすい構築となっているので一度使用して見てはいかがでしょうか。
ろうじんのツイッター→@rouzinpoke
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