こんにちは。『ろうじん』と申します。
目標には一歩及びませんでしたが新ルールで最終レート2000↑を達成することが出来たので構築記事を書きたいと思います。
一部新規個体もいるので次シーズン以降の参考になりましたら幸いです。
以下、YouTubeチャンネル
毎週土日ランクバトル生配信メインで活動しています。
平日は不定期配信で配信頻度は高めです。
シーズン終盤はメンバーシップ限定で配信も行います。
ろうじん8世代戦績
最終2桁以上11シーズン
最終レート2000以上18シーズン
公式大会最終2桁以上複数回
SV最終レート2000以上7シーズン
最終2桁以上1シーズン
最終位 157位
構築の経緯
シーズン序盤スカーフ悪ウーラオス+HBキョジオーン+チョッキヌメルゴン軸を使用していた際、悪ウーラオスに対してこだわり前提でサーフゴー等を投げられることが多かったため、打ち分けできる悪ウーラオスが強いと考えた。
そのため『①悪ウーラオス@きあいのタスキ』から構築を組み始めることにした。
襷枠から組み始めている関係上、構築の軸が対面に寄るため対面よりのスタン構築を組むことも同時に決定した。
次に悪ウーラオスが出し負けるHBゴツメカイリューへの最低限の引き先(クッション)となる『②カバルドン@たべのこし』を採用。
カバルドン展開から繋ぐエースとして環境に通りの良い『③ドドゲザン@オボンのみ』を採用。
ここまで水ウーラオスが重いため、後手から対応可能な『④カイリュー@おんみつマント』を採用。
上記のポケモンはそれぞれ対面性能や積みによる崩し性能は高いがヘイラッシャ等のてんねんによる詰ませに弱いため、『⑤テツノツツミ@ブーストエナジー』を採用。
最後の枠に求めるものはカバルドンと共に受け寄りの構築を崩せてキノコのほうしの一貫を切れることだったため、『サーフゴー@こだわりメガネ』を採用して構築が完成した。
コンセプト
①『対面』、『展開』、最低限の『サイクル』全ての要素を取り入れたスタンパ
②格闘の一貫を作り、『ゴーストテラス』でアドバンテージを取る。
③『ドドゲザン』を強く扱う。
個体紹介
カバルドン
特性:すなおこし
性格:わんぱく
持ち物:たべのこし
テラス:みず
実数値:215(252)-132(0)-167(108+)-79(0)-111(148)-67(0)
技:じしん / あくび / ふきとばし / ステルスロック
HD→臆病ハバタクカミの眼鏡テラスムーンフォース確定耐え
B→余り
カイリューに対するクッション。
ディンルーとの圧倒的な違いは『砂を撒けるか』という点にあり、全てのカイリューに対して砂orステロで行動保証を剥がせる点にある。
シーズン序盤から〜中盤にかけて『ノーマルテラス/しんそく/カイリュー』が流行していたため、カイリューを起点にこのポケモンで簡単にテンポを取ることが出来た。
終盤では遂行速度の速い鉢巻カイリューやあくびの一貫を切れるラム竜舞カイリュー及び、サーフゴーの増加で環境への刺さりが悪くなって行った。
『あくび』によるサポートは裏の積みアタッカーと相性が良いのは言うまでも無く、サポート性能のみ見るのであればディンルーに引けを取らない性能を発揮する。
一方でディンルーほど数値のあるポケモンではないため、雑に扱って強いポケモンではない。
練度が諸に反映されるポケモンのためこのポケモンの練度を更に上げて行きたいと感じた。
カイリュー
特性:マルチスケイル
性格:ずぶとい
持ち物:おんみつマント
テラス:みず
実数値:197(244)-125(0)-138(84+)-120(0)-120(0)-123(180)
技:エアスラッシュ / れいとうビーム / でんじは / はねやすめ
HB→特化水ウーラオスのレンチをマルスケ込みで41.6~49.7%(でんじは→はねやすめでマルスケ復活)
S→準速キノガッサ抜き
最大値無限。
環境トップに君臨するウーラオスのHB方面が余りにも固過ぎるため特殊で採用。
これにより『ビルドアップ』でカイリューを起点にしてくるウーラオスにも対応出来る。
『れいとうパンチ』や『アイススピナー』ケアで水テラスとしたが『おんみつマント』と組み合わせることで『ぜったいれいど』持ち以外の『パオジアン』に対しても安定する。
『でんじは』は様々な場面で中間択となり、『しんそく』等を読んで引いてくる『ハバタクカミ』にも大きな負荷がかかる。
また自身の対面性能を底上げするだけでは無く、後述する『ドドゲザン』や『悪ウーラオス』等の中速アタッカーの素早さ補助も同時に行うことが出来るため偉い。
『れいとうビーム』は呼ぶ『HBカイリュー』や『ランドロス』への打点として採用。
終盤環境では再戦が頻発し、特殊一点読みの『サーフゴー』バックが頻発したため、素早さと相談して『じしん』採用の両刀型も有り。
サーフゴー
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりメガネ
テラス:みず
実数値:175(100)-5404(0)-116(4)-184(116+)-116(36)-136(252)
技:ゴールドラッシュ / シャドーボール / テラバースト / トリック
H→16n-1
HD→臆病ハバタクカミのシャドーボール確定耐え
S→カイリューやミラー意識で準速
諸説枠。
キノガッサを誤魔化し且つ、受けを崩せる枠として採用したが『じならし/キノガッサ』に対面勝てない。カバルドンと合わせても受けループが怪しい等、絶対に変更すべき枠。
本環境のキノガッサ入り構築はセットでイーユイが入っていることが多く、このポケモンを出し辛い。
そこでイーユイ入りに出しやすく、カウンターを仕掛けれる『水テラス/水テラバースト』としたがテラスタルを切っても怪しい上、『タネマシンガン』の一貫を作ってしまう点が本当に器用貧乏そのものであった。
また、鋼テラスでは無いため受けループにも怪しい。
この枠は毒HDキョジオーン、みがわりポイヒガッサ、ふうせん飛行テラバヒードラン等様々なポケモンを試したが結局どれもしっくりこなかったため、『カバカイリューサフゴ』で見た目が気持ち綺麗になるサーフゴーとする。
ウーラオス(いちげき)
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:175(0)-200(252+)-121(4)-74(0)-80(0)-149(252)
技:あんこくきょうだ / ローキック / ちょうはつ / ふいうち
対面性能の高い仕事人。
『ローキック』採用により自分よりSの速い『パオジアン』や『ゲッコウガ』に対面勝つことが可能。
『ふいうち』択に負けた場合は『カバルドン』でサイクルを回すことで襷圏内の上記のポケモンの死に出しを封じることが可能。
また、『ローキック』から裏の『ドドゲザン』に繋げることで『カイリュー』のマルチスケイルを剥がしながら縛りに行く動きも出来る。
『ちょうはつ』は主に『ヘイラッシャ』を役割集中する上で重要な技となり、『たべのこし/あくび』ループや『ねむる』を止める手段として使用する。
上記のような『てんねん』には『つるぎのまい』よりも有効な崩しの手段となるため、十分に差別化出来る。その他、ノーウェポン『ドヒドイデ』にも有効。
『ローキック』の枠は『インファイト』と交互で使用していたため、要検討。
また、『ゴーストテラス』はかなり強力で以下のようなメリットが存在する。
①しんそく/フェイント無効。
②確定急所+ゴーストテラスで展開後のビルドコノヨザルを切り替えせる。
③ドレインパンチによる打ち合い拒否。
このポケモンのゴーストテラスはまだまだ使用率が低いものの、悪ウーラオスを襷で使用する場合は一択と言える程に強力なためゴーストテラスタルの使用率はもっと伸びて良いように感じた。
本構築一番の開拓ポケモン。
ドドゲザン
特性:そうだいしょう
性格:いじっぱり
持ち物:オボンのみ
テラス:フェアリー
実数値:194(148)-205(252+)-141(4)-72(0)-106(4)-83(100)
技:ドゲザン / ふいうち / テラバースト / つるぎのまい
H→2n(カタストロフィ1回でオボンのみ発動)
S→4振り60族抜き抜き(ヒスイヌメルゴン等意識)
対面性能バグポケモン。
ウーラオスが来た本環境では対面性能が著しく低下すると思われるが『フェアリーテラス×オボンのみ』を採用することでテラスタルを切って来ない全てのウーラオスに対面勝てる。
水ウーラオスの『すいりゅうれんだ』も連続ヒット中に『オボンのみ』が発動するため、一見圏内に入っていても確定数がずれる。
連撃を受けながら飯を食う姿は正に総大将。
また、『フェアリードドゲザン』の弱点は格闘タイプでは無く、『ほのおタイプ』のため環境から『テツノドクガ』、『ウルガモス』、『イーユイ』の使用率が減少傾向にあったのも追い風だった。
上記を除くとTOP5である『ハバタクカミ』、『カイリュー』、『パオジアン』、『水ウーラオス』、『サーフゴー』に理論上対面勝てるため環境への刺さりは抜群であった。
テツノツツミ
特性:クォークチャージ
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:ゴースト
実数値:131(0)-7204(0)-135(4)-176(252)-80(0)-206(252+)
技:ハイドロポンプ / フリーズドライ / アンコール / みがわり
S→ブースト
当てれば神。技を外せばしょうもない鉄屑。
対面+積みで重い『ヘイラッシャ』への回答。
『パオジアン』、『ハバタクカミ』を縛れる。
『ヘイラッシャ』に強いという唯一無二の性能を持つため替えが効かなかった。
しかし、技を外した瞬間試合が終わるという場面はこのポケモンを使用する上で避けられないため性能の過信は禁物。
一見格闘が一貫する構築に見えるため『ゴーストテラス』で透かす動きはもちろん『みがわり/アンコール』で格闘技をわざと縛り退場→後続の『ドドゲザン』で『フェアリーテラス』を切り『つるぎのまい』の起点にし、全抜きを狙う動きは爽快であった。
選出
ラオスカバゲザン→基本選出
ラオスカイリューゲザン→ラオス入り
ラオスツツミゲザン→ガチグマやヘイラッシャ入り
カバサフゴゲザン→受け崩し選出
重いポケモン
イーユイ×キノガッサ
フェアリーテラスディンルー
0 件のコメント:
コメントを投稿